産後女性にME TIMEを!

「レジリエンス」という言葉を聞いたことがありますか。
レジリエンスとは、「心の回復力」。
落ち込んだことがあったり、大変なことがあったりしても、そこから立ち直る力。
産後の女性はそのレジリエンスが低い、という記事がありました。
【参考】たまひよ ママはレジリエンス(心の回復力)が低い傾向に、
高めるためには「Me Time」が重要【臨床心理士/公認心理師】
https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=99388
ここで興味深いのは、産後すぐの女性は、育児で大変な部分はあるけれど、
これからの生活への期待や、自治体や周りのサポートもあり、前向きな気持ちになりやすいそうです。
しかし、産後2年、3年とすると、自治体のサポートも受けづらくなったり、
仕事と育児の両立に苦しんだり、子育ての方法が多様化して
どうしたらいいのか、悩むことも増えるそう。
そしてその背景にあるのは、「こうあるべき」という考え。
自分は思っていなくても「こうしなければ母親失格といわれるのでは」ということで
プレッシャーを感じてしまう人も多いようです。
ここで大切だと書かれているのは、「母親以外の役割を持つ」ということ。
そして、その「母親じゃない時間」も充実させることだそうです。
それは「Me time」(ミータイム)とも呼ばれます。
その時間がレジリエンスを高めてくれるのだそうです。
以前フランスの育児について本を読んだときに知ったこと。
フランスには「アルト・ガルドリー」(Haltes- Garderies)という一時預かり保育があります。
ここでは、生後3か月~4歳までの子どもを一時的に預けられるのですが
預ける母親は何をしに、どこへ行くのか、ということを一切言う必要がないのだそうです。
その一時預かりによって身軽になった女性は、
子連れでは面倒な用事を済ませたり、自分のためのリフレッシュにつながる時間を過ごしたり。
体調がよくないとき、病院まで行くほどではないけれど、一人で少し休めることが何よりの薬。
そう書いてありました。
子どもと少し離れて、自分の時間を過ごすことができるからこそ、
新鮮な気持ちで子どもにも向き合えるとも。
日本にも、目的を言わずに気軽に子どもが一時的に預けられる施設が
今後充実するといいなぁと心から思います。
それは、お母さんだけでなく、子どもにとっても本当はうれしいことだと思うので。
ママのHappyは、子どもにとってもHappyなことですから。
そして今日はホワイトデー。
プレゼントもうれしいけれど、このMe timeが一番のプレゼントになる!というママも多いのかな。
もしよかったら、ヨガの時間も「Me time」の一つとして使ってみてくださいね!
4月から市が尾駅徒歩3分、成城石井と市ヶ尾第三公園の間のスペースで、
産後クラススタートです!>>産後クラス