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2019-06-21

マインドフルに生活してみる

ユリエンヨガのユリエです。
突然ですが、みなさんは毎日どのように1日を過ごしていますか。
朝起きて、歯を磨き、顔を洗って、ご飯を食べ、仕事や家事をし、やることに追われ、いつの間にか夜になっていた…
実は、これは最近までの私です…
今年度から仕事がありがたいことにヨガ以外でも増えたこともあり、毎日忙しくしているのですが、(暇だと本当に何もしなくなってしまうので、今の忙しさはありがたいのです)
ふっと気づくと「え、もうこんな時間!?」と思うことも多く、やることに翻弄し「心ここにあらず」ということもしばしばでした。
(今考えると、ヨガをしている時間は、唯一“いまここ”に意識を向けられる時間です)
最近の生活がそんな感じだったので、少し地に足を着けないとまずいなぁと思っていたところ、「マインドフルネス」を学ぶ機会を得ることができました。
まだ学び始めて3~4週間ほどですが、既に面白い気づきもありました。
ということで、学び始めではありますが、今回は簡単に「マインドフルネス」についてご紹介できたらと思います。
マインドフルネスの意味
「マインドフルネス」「マインドフルネス瞑想」などの言葉は、ここ数年で目にすることも増えたような気がします。
本屋のビジネス書コーナーに行くと、目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
よく聞くけれど、いまいちピンとこないこの「マインドフルネス」。
『脳疲労が消える 最高の休息法』の著者である医学博士の久賀谷亮先生は以下のように定義しています。
評価や判断を加えずに、“いまここ”の経験に対して能動的に注意を向けること
またマインドフルネスを研究されている熊野宏昭先生は「心ここにあらず」の状態から「ハッと覚めた状態」と説明しています。
そして、その「ハッと」気づいたり、目覚めたり、我に返ったりする状態をなるべく維持していくことが、マインドフルネスの練習と言えます。
マインドフルネスが必要な現代
そもそも、なぜこのような練習が必要なのか、と言うと、気持ちが過去や未来にさまよってしまわないようにするためです。
気持ちが過去や未来にさまよってしまうと、実際に起きている現実から離れてしまいます。
そうすると、妄想が膨らんでしまったり、不安や心配が大きくなってしまったりしてしまう…というのは、経験したことも多いかもしれません。
特に、いつでもどこでもあらゆることに繋がりやすくなった現代においては、目の前に起きている現実ではないところに行くことが容易になっていると思います。
例えば食事をしながらスマホを見たり、歩きながらスマホを見たり。
そんな時代だからこそ、このマインドフルネスという考え方が必要なのだと思います。
マインドフルネスの反対はマインドレス
「ハッと」我に返った状態をマインドフルネス。
反対に、「心ここにあらず」の状態がマインドレス(mindless)と言います。
特に何もしていなくても、私たちはマインドレスになります。
そうすると、無意識に連想が始まったり、あれこれと考えていたりすることに気が付きます。
このぼーっとしている状態(といっても、無意識にあれこれと考えている状態
を「雑念回路」、または「デフォルトモードネットワーク」というそうですが、この状態が行き過ぎてしまうと脳が疲れてしまう、と前述の久賀谷先生は言っています。
休みの日にゴロゴロしていただけなのに、なぜか疲れが取れないという場合は
これに当てはまっているかもしれません。
マインドフルネスを実践する
マインドフルネスは、今の状態に注意を向け続けることです。
例えば、座った姿勢で目を瞑り、呼吸に意識を向けます。
しばらくすると、呼吸に意識を向けていたはずなのに、いつの間にか違うことを考えている自分に気が付くかもしれません。
それが「失敗」なのではなく、大切なのは、「あ、今違うことを考えてしまったな」と気づくことだそうです。
そして、また優しく注意を向け直す。
決して「無」になることではなく、心がさまよったらそれに気づくこと。
そうすることで、今の自分の状態をハッと気づくことができます。
私の場合は、何か嫌なことがあったときに感情的になることがあったのですが、最近は自分を実況中継できるようになった気がします。
「あ、こういうことを嫌だと思っているんだな」と気づくことで、少しずつですが衝動的になったり、感情的になったりしなくて済むようになった気がします。
「ありのまま」「まるごと」を受け入れる練習
マインドフルネスの実践においてもう一つ大切なことは、「ありのまま」「まるごと」起きていることを見たり、受け入れたりすることです。
人はだれしも、どこかで「好き・嫌い」「良い・悪い」「〇〇すべき・〇〇すべきじゃない」という判断をしています。
それは、決して悪いことではないと思いますが、それを無意識に、そして一日中フル稼働していると、やはり疲れてしまうと思うのです。
なぜなら、判断するためには、常に(無意識でありながらも)気を張っていて、どこかで拒絶したり、否定したりしていることもあるから…だと感じています。
なので、簡単なところから、まずは「ありのまま」を受け入れる練習をします。
ヨガクラスで行う「ヨガニードラ」の練習は、まさにこの「ありのまま」を受け入れる練習です。
体を感じること、一見どんな意味があるのだろう?と思うかもしれませんが、ただ自分の体を感じる。今の自分をありのままに見る。
それによって、日ごろの自分の心の癖(自分の好き嫌い、必要以上にこだわっていることなど)に対する気づきがたくさんありました。
判断しなくてもいい時間を作る
判断することも生きていく上では必要だと思います。
ただ、前述の通り、そればかりになってしまうのもきっと大変だと思うのです。
人生の中では、そういう判断をしない時間があっても、いいですよね。
ただ、起きていることを受け入れる時間があっても、いいですよね。
マインドフルな生活を練習しながら、判断するモード、ありのままを受け入れるモードをどちらもバランスよく切り替えることができるといいなと思っています。
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