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2019-08-20

瞑想で雑念が出てくること

ユリエです。
8月より瞑想のクラスを少しずつ始めているのですが、ヨガのアーサナの練習と違って、瞑想はちょっとハードルが高いと思う方もいるかもしれません。
そう感じる理由として、「雑念が出てくる」とか「なかなか集中できない」というのがあるかと思います。
私も以前までは「瞑想の時は“無”にならないとだめなんでしょう?」と思っていました。
しかしながら、「マインドフルネス瞑想」では、“無”になったり、何かに集中することを目指しているのではなく、今起きていることに注意を向け続けるということをしています。
詳しくはコチラのブログをご覧ください>>マインドフルネスに生活してみる
では、雑念に対してどう向き合ったらいいか、ということですが、私がマインドフルネス瞑想を教えていただいた熊野宏昭先生がおっしゃっていたことがとてもわかりやすく、腑に落ちたのでご紹介します。
私たちは普段、五感を使って情報やエネルギーを取り入れる【インプット】を主に行っています。外から内へ流れていくイメージです。
瞑想の時は、外からの情報やエネルギーを取り入れなくなるので、これまでの流れと反対になり、内側から外側へ情報やエネルギーが流れ、【アウトプット】が行われます。
それが「雑念」として頭に浮かぶということだそうです。
ただ、私たちは一度雑念として出てきたことは、あまり何度も出てきません。
次から次へと新しいことが頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り返します。
そしてそれを続けていくと、これまでとめどなく浮かんでいたものが、そのうちだんだん収まっていきます。出てきたとしても、あるときにポーンと出て、何もでない。またポーンと出て、しばらく何もでない。という風に落ち着いていくのだそうです。
実際に私も2か月ほど瞑想を続けていますが、以前に比べて落ち着いてきた実感があります。
熊野先生のお話や自分の体験を踏まえると、頭の中のものを雑念としてどんどん出していくことで、頭の中がスッキリしていく感覚がありました。
なので、雑念が出るというのは、瞑想のプロセスとしてとても順調なことと聞いたこともあります。
私たちの脳は、まだまだ分からないことも多いですが、でもやはり生存するためには少なからず未来をシミュレーションしたり、過去を振り返ったりする機能が備わっています。
それが過剰に行き過ぎてしまうことで、心配や不安につながったり、考えすぎてしまったりするのは、だれしも理解できることだと思います。
こうした自動的に行われてしまう反応を不必要に行わないためにも、静かに坐って、ただ呼吸をするということは、どんな人にとっても大切な営みなのではないかと思っています。
熊野先生はよく「瞑想は省エネ」とおっしゃっていました。
無駄に頑張りすぎない、頑張るときと、見守るときのモードを上手に切り替えられたらいいよね、ということだと理解しています。
熊野先生の新書、専門的なこともありますが、わかりやすいのでよろしければお読みください。
≪参考文献≫
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